吉日の種類
天赦日てんしゃにち
天がすべてを赦すとされる、暦注の中で最上の吉日です。年に五日から六日しかありません。
意味
「天が万物の罪を赦す日」とされ、この日に始めたことは障りがないと解釈されます。百神が天に昇り、天地すべての神が罪を赦すという説明が暦の注記に見られます。開業、結婚、転職、引っ越し、財布の新調など、新しく始める事柄全般に選ばれます。
決まり方
季節と日の干支の組み合わせで決まります。春(立春から立夏の前日まで)は戊寅の日、夏(立夏から立秋の前日まで)は甲午の日、秋(立秋から立冬の前日まで)は戊申の日、冬(立冬から立春の前日まで)は甲子の日が天赦日です。干支は六十日で一巡するため、各季節に一日か二日が該当します。
注意
天赦日であっても、不成就日と重なる場合は避けるという考えがあります。また、天赦日は「赦される日」であって「何をしても成功する日」ではない、とする解釈もあります。
重なる日
一粒万倍日と重なる日は特に良いとされ、開業や入籍の日取りとして人気があります。重なる日は年によって異なり、一度もない年もあります。
日取りの選び方
暦注は複数が同じ日に重なります。一つの日に吉日と凶日の両方が付くこともあり、その場合はどちらを優先するかが流派で分かれます。実務では、次の順で絞り込むのが現実的です。
- 行事の種類に合う暦注を決める(婚礼なら六曜、開業なら一粒万倍日と天赦日、金銭なら寅の日と巳の日)
- 候補日を三つ程度に絞る
- 不成就日や仏滅と重なっていないか確認する
- 相手や親族の都合、施設の空きと突き合わせる
暦注に合っていても、関係者の都合が合わなければ意味がありません。日取りは「人と合わせるための共通の目安」として使うのが実際的です。
2026年の天赦日(6日)
- 3月5日(木)一粒万倍日・寅の日・大安
- 5月4日(月)寅の日・友引
- 5月20日(水)不成就日・先勝
- 7月19日(日)一粒万倍日・不成就日・大安
- 10月1日(木)一粒万倍日・仏滅
- 12月16日(水)一粒万倍日・赤口
月ごとの詳しい暦は2026年の吉日の暦にあります。
よくある質問
- 天赦日とは何ですか
- 天がすべてを赦すとされる、暦注の中で最上の吉日です。年に五日から六日しかありません。
- 天赦日はどうやって決まりますか
- 季節と日の干支の組み合わせで決まります。春(立春から立夏の前日まで)は戊寅の日、夏(立夏から立秋の前日まで)は甲午の日、秋(立秋から立冬の前日まで)は戊申の日、冬(立冬から立春の前日まで)は甲子の日が天赦日です。干支は六十日で一巡するため、各季節に一日か二日が該当します。
- 2026年の天赦日は何日ありますか
- 2026年は6日あります。日付はこのページの一覧のとおりです。