占術と実践の解説 / 命(めい)
月占いLunar
生まれた夜の月の形(月相)と今夜の月相から、性質とその日の調子を読みます。新月の生まれ、満月の生まれ、上弦、下弦などに分けます。
- 分類
- 命(めい) Fate生まれた年月日と時刻・場所から、生涯にわたる性質と運の流れを読む分類です。生年月日が同じなら、いつ占っても同じ結果になります。
- 向く問い
- その日の調子の目安、始める日と手放す日の選び方。
- 合う人
- 日々のリズムを持ちたい人。始める日と手放す日を決めたい人。
- 組み合わせ
- 暦(六曜・吉日)と組み合わせると、日取りの根拠が二つになります。
月占いとは
月占いは、月の満ち欠け(月相)をもとに、生まれた夜の月相から性質を読み、今夜の月相からその日の調子や向く行動を読む占術です。月齢は新月からの経過日数で、約二十九・五日で一巡します。新月・上弦・満月・下弦を大きな区切りとし、それぞれの間の期間を含めて八つの相に分ける読み方が一般的です。
月の満ち欠けの一つひとつに、象徴としての意味が与えられています。このサイトでは、今日の月齢・輝面比・月の出入りと、生まれた夜の月を表示しています。
歴史
月の周期を暦と生活の区切りにする習慣は、農耕の開始とともに世界各地で生まれました。旧暦(太陰太陽暦)は月の満ち欠けを月の単位にしており、日本でも明治五年まで公式の暦でした。月経周期と月の周期の近さから、月と身体を結びつける考えも古くからあります。
占いとしての月占いは、西洋占星術における「月」の解釈(感情・無意識・母性)を独立させたもので、二十世紀後半に新月・満月の意味づけが広まりました。日本では二〇〇〇年代以降、「新月の願い事」とともに知られるようになりました。
仕組み
月相は八つに分けるのが一般的です。新月(月齢〇前後)は始まり、三日月(月齢二〜六)は成長の開始、上弦(月齢七前後)は行動と決断、十三夜(月齢十〜十三)は調整、満月(月齢十五前後)は完成と結果、十六夜(月齢十六〜二十)は感謝と共有、下弦(月齢二十二前後)は手放しと整理、有明(月齢二十五〜二十九)は休息と準備、を表すとされます。
生まれた夜の月相は、性質の傾向を表すとされます。新月生まれは始める力、満月生まれは表現と完成、上弦生まれは決断、下弦生まれは内省、といった読みが一般的です。今夜の月相は、その日に向く行動の目安として読みます。
月の出入りの時刻は月齢と対応しており、新月は太陽とほぼ同時に出入りし、満月は日没ごろに昇って明け方に沈みます。月は毎日約五十分遅く昇るため、月齢から出入りの時刻を概算できます。
始め方
今日の月齢を確認し、八つの相のどこにいるかを知るところから始めます。次に自分の生まれた夜の月齢を計算し、生まれた相の意味を読みます。このサイトの今日の暦と「生年月日から調べる」で両方が分かります。
日々の使い方としては、新月に始めることを決め、満月に結果を確認し、下弦に整理する、という周期に生活の区切りを合わせる方法があります。新月・満月に願いや手放すものを書く「新月・満月のワーク」は、この使い方を習慣化したものです。
流派と種類
月相を四つに分ける読み方、八つに分ける読み方、月齢一日ごとに三十の名前(朔・三日月・上弦・十三夜・望月・十六夜・立待月・居待月・寝待月など)で読む日本の伝統的な区分があります。
西洋占星術では、月がどの星座にあるか(月星座)も読みます。月は約二日半で星座を移るため、「今日の月は蟹座」といった形で日々の傾向を読む方法があり、月占いと組み合わせて使われます。
向く人・向かない人
日々のリズムを持ちたい人、始める日と手放す日を決める目安がほしい人、暦(六曜・吉日)と合わせて日取りの根拠を増やしたい人に向いています。
個別の出来事の予測や、相手の気持ちを読むことを求める人には向きません。月占いは周期に合わせて行動を整える道具です。
注意
月の出入りの時刻は場所によって変わるため、このサイトの表示は目安です。
月の呼び名
日本には月齢ごとの呼び名があります。月齢〇は朔(新月)、三は三日月、七前後は上弦、十三は十三夜、十五は望月(満月)、十六は十六夜、十七は立待月、十八は居待月、十九は寝待月、二十は更待月、二十二前後は下弦、三十は晦(つごもり)と呼ばれます。
立待月・居待月・寝待月・更待月は、月の出が少しずつ遅くなることに由来します。満月を過ぎると月は毎日約五十分遅く昇るため、立って待てる、座って待つ、寝て待つ、さらに更けてから、と呼び分けられました。旧暦では毎月一日が必ず新月、十五日前後が満月になるため、「十五夜」「十三夜」といった呼び名が日付と結びついています。
よくある質問
- 今日の月齢はどこで分かりますか
- このサイトの今日の暦に、月齢・輝面比・月の出入りの目安を表示しています。月齢は新月からの経過日数で、正午(日本標準時)の値です。
- 生まれた夜の月相は何を表すとされていますか
- 性質の傾向を表すとされます。新月生まれは始める力、上弦生まれは決断、満月生まれは表現と完成、下弦生まれは内省と整理、といった読みが一般的です。「生年月日から調べる」で確認できます。
- 新月と満月はどう使い分けますか
- 新月は始めること・願いを決める日、満月は結果を確認し、手放すものを決める日として使うのが一般的です。日付は月齢の計算で決まり、今日の暦に次の新月と満月を表示しています。