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占術と実践の解説 / 命(めい)

数秘術Numerology

生年月日の数字をすべて足し、一桁(または十一・二十二・三十三)になるまで足し続けます。出た数を「ライフパス」と呼び、生涯を通した性質を表すとされます。名前のアルファベットを数に置き換える読み方もあります。

分類
命(めい) Fate生まれた年月日と時刻・場所から、生涯にわたる性質と運の流れを読む分類です。生年月日が同じなら、いつ占っても同じ結果になります。
向く問い
性質の大枠、その年のテーマ(生まれ月日と今年の年を足したもの)。
合う人
道具も時刻も要らない入口を求める人。自分の性質を大枠でつかみたい人。
組み合わせ
西洋占星術と組み合わせると、同じ生年月日を二つの言葉で読めます。

数秘術とは

数秘術は、生年月日や名前を数に置き換え、その数の意味から性質や人生の傾向を読む占術です。最も広く使われるのは、生年月日の各桁をすべて足して一桁にする「ライフパスナンバー」で、生涯を通した性質を表すとされます。

足し算の途中で十一・二十二・三十三が出た場合は、それ以上足さずに「マスターナンバー」として扱います。例えば一九九〇年七月十八日は、一+九+九+〇+七+一+八=三十五→三+五=八でライフパス八です。道具も出生時刻も不要で、最も簡単に始められる占術の一つです。

歴史

数に意味を見る考えは古代のバビロニアやエジプトにもありますが、体系の起源として挙げられるのは紀元前六世紀のギリシャの数学者ピタゴラスです。ピタゴラス学派は「万物は数である」とし、数に性質や調和を見ました。

ユダヤ教の神秘思想カバラには、ヘブライ文字を数に対応させる「ゲマトリア」があり、名前を数で読む方法の源流になっています。現在の数秘術の形は、二十世紀初めのアメリカでミセス・L・ダウ・バリエッタらが整理したもので、ライフパス、運命数、ソウルナンバーなどの用語はこの時期に定まりました。

仕組み

ライフパスナンバーは生年月日から求め、生涯の性質と課題を表すとされます。一は独立と始まり、二は協調、三は表現、四は安定と構築、五は自由と変化、六は責任と家庭、七は探求、八は実行力と物質的成功、九は完成と手放し、を表すとされます。マスターナンバーの十一は直感、二十二は大きな構想の実現、三十三は無償の愛とされます。

名前をアルファベットに直し、各文字に一から九の数を割り当てて足す「運命数(ディスティニーナンバー)」もあります。母音だけを足す「ソウルナンバー」は内面の欲求、子音だけを足す「パーソナリティナンバー」は外から見える印象を表すとされます。日本語の名前はローマ字表記で計算しますが、表記の揺れ(ヘボン式か訓令式か)で結果が変わります。

時期を読む方法として「パーソナルイヤーナンバー」があります。生まれた月と日に、今年の西暦を足して一桁にしたもので、一から九の九年周期でテーマが巡るとされます。このサイトの「生年月日から調べる」ではライフパスナンバーを表示しています。

始め方

生年月日を足すだけです。西暦四桁、月、日のすべての桁を一つずつ足し、一桁になるまで繰り返します。途中で十一・二十二・三十三が出たらそこで止めます。出た数の意味を読み、自分に当てはまる部分と当てはまらない部分を確認するのが最初の使い方です。

次に、生まれ月と日に今年の年を足してパーソナルイヤーを出すと、今年のテーマとされるものが分かります。一の年は始まり、五の年は変化、九の年は整理と手放し、といった読みが一般的です。

流派と種類

「ピタゴラス式」は一から九をアルファベットに順に割り当てる方法で、最も普及しています。「カルデア式」は一から八を音の響きで割り当てる古い方法で、九を神聖な数として使いません。両者では名前から求める数が異なります。

マスターナンバーの扱いにも違いがあり、十一と二十二のみを認める流派、三十三まで認める流派、四十四以降も認める流派があります。

向く人・向かない人

道具も時刻も要らない入口を求める人、自分の性質を大枠でつかみたい人に向いています。西洋占星術と組み合わせると、同じ生年月日を二つの言葉で読めます。引き寄せやアファメーションで、自分の数の意味を一文にする使い方もあります。

細かい分析や時期の特定を求める人には、四柱推命や西洋占星術のほうが向いています。数秘術は九種類(マスターナンバーを含めて十二種類)の分類なので、個別の出来事を読む道具ではありません。

注意

分類が少ないぶん、ほかの命術と重ねて読むと、その人らしさがはっきりします。

よくある質問

ライフパスナンバーの計算方法を教えてください
生年月日の西暦・月・日のすべての桁を足し、一桁になるまで足し続けます。例えば一九九〇年七月十八日は一+九+九+〇+七+一+八=三十五、三+五=八でライフパス八です。途中で十一・二十二・三十三が出た場合はそこで止めます。
マスターナンバーとは何ですか
十一・二十二・三十三のことで、一桁に足さずにそのまま扱う特別な数です。十一は直感、二十二は大きな構想の実現、三十三は無償の愛を表すとされます。
名前の数秘術は日本語でもできますか
ローマ字に直して計算します。ただしヘボン式と訓令式で表記が変わる場合(例:し→shi/si)は結果が変わるため、どの表記を使うかを決めて計算します。

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