占術と実践の解説 / 整(せい)
パワーストーンCrystals
石の種類ごとに意味を持たせ、身につける・置く・持ち歩く実践です。水晶は浄化、ローズクォーツは恋愛、タイガーアイは仕事、というように目的で選びます。
- 分類
- 整(せい) Practice読むのではなく、石・香り・呼吸・月の周期・場所などを使って、運気や気持ちを整える実践です。占いと並んで使われます。
- 向く問い
- お守りとしての安心、目的を忘れないための目印。
- 合う人
- 手に触れるものがほしい人。目的を身近な物で意識しておきたい人。
- 組み合わせ
- 月の周期に合わせて手入れをする方法があります。
パワーストーンとは
パワーストーンは、石の種類ごとに意味を持たせ、身につける・置く・持ち歩く実践です。水晶は浄化、ローズクォーツは恋愛、タイガーアイは仕事と金運、アメジストは安眠、といった対応が一般的に使われます。天然石をブレスレットやペンダントに加工したものが多く、目的で石を選びます。
石を選んで身につけることは、願いを日々思い出す習慣にもなります。「整」(実践)に分類しています。
歴史
石を護符として身につける習慣は古代エジプト、メソポタミア、中国、日本(勾玉)など各地にあります。中世ヨーロッパでは宝石の薬効を記した書物(ラピダリー)が作られました。
現在の「石ごとの意味の一覧」は、二十世紀後半のアメリカのニューエイジ運動の中で整理されたもので、日本には一九九〇年代以降にブレスレットの形で広まりました。
仕組み
石の色・産地・伝承から意味が与えられています。水晶(クリアクォーツ)は万能・浄化、ローズクォーツは愛情、アメジストは冷静と安眠、シトリンは金運、タイガーアイは仕事と決断、ラピスラズリは直感、ムーンストーンは女性性と月、ブラックトルマリンは魔除け、といった対応が一般的です。
手入れとして、流水・月光・日光・塩・セージの煙・水晶クラスターなどで「浄化」する習慣があります。石によっては日光や水で変質するもの(アメジストの退色、セレナイトの溶解など)があり、手入れ方法の確認が必要です。
始め方
目的を一つ決めて、対応する石を一つ選びます。数を増やすより、一つを持ち続けるのが一般的な勧めです。ブレスレットなら利き手と反対の手に付ける、という習慣が広まっていますが、決まりはありません。
月の周期に合わせて手入れをする(満月の夜に月光に当てる)方法があり、月占いや新月・満月のワークと組み合わせる人が多くいます。
流派と種類
天然石の意味付けは出版物やショップによって異なり、統一された体系はありません。誕生石(月ごとの石)は宝石業界が二十世紀初めに定めたもので、パワーストーンの意味付けとは別の由来です。
向く人・向かない人
手に触れるものがほしい人、目的を身近な物で意識しておきたい人に向いています。
石の効果を期待して問題の解決を先送りする使い方には向きません。
注意
高額な石や「効果が保証される」という販売には注意が必要です。天然石には偽物や着色品があり、価格と表示を確認して購入することが勧められます。
よくある誤解
石は目的を思い出すための目印であり、行動の代わりにはなりません。浄化は、石を大切に扱い、気持ちを新たにする習慣として続けられています。天然石の購入では、産地・処理(加熱・着色)の表示を確認します。
代表的な石と一般的な意味
広く使われる石と、その一般的な意味づけは次のとおりです。水晶(クリアクォーツ)は浄化と万能、ローズクォーツは恋愛と自己肯定、アメジストは安眠と冷静、シトリンは金運と明るさ、タイガーアイは仕事と決断、ラピスラズリは直感と真実、ターコイズは旅と守り、ムーンストーンは女性性と月の周期、ガーネットは実りと継続、アクアマリンは対話と癒し、オニキスとブラックトルマリンは魔除け、ラブラドライトは変化の時期、アベンチュリンは健康と安定、とされます。
手入れの向き不向きもあります。アメジストとローズクォーツは日光で退色するため月光か水晶クラスターで、セレナイトとカルサイトは水に弱いため乾いた布で、ターコイズとラピスラズリは塩と水を避けます。水晶とアゲートは流水で問題ありません。
よくある質問
- パワーストーンは効果がありますか
- 目的を決めて石を選び、持ち続けることが、目的を意識する習慣として働くと理解するのが現実的です。
- 浄化はどうすればよいですか
- 流水、月光、水晶クラスターの上に置く、セージの煙にくぐらせる、などの方法があります。アメジストは日光で退色し、セレナイトなどは水で傷むため、石に合う方法を選びます。
- どの手に付けますか
- 利き手と反対の手に付けるという習慣が広まっていますが、決まりはありません。